鬱病患者の大学院生

とりとめのない思考の掃き溜め。

学校を治外法権にしないで

浜松日体高校の体罰事件。

モヤモヤするー - ひきこもり女子いろいろえっち
こちらのブログに、すごく納得した。一部を引用させて頂きます。(※空白行は詰めました)

えー、「体罰」なんて言葉使ってるけど、それ、「暴力」じゃん。
あざが残ったり血がでたりしなくても、一発だけでも人のカラダ叩いたら、それ、「傷害」じゃん。
「犯罪」じゃん。
なんで、それを、反対か賛成かとか、効果についていろいろ考えちゃうの?

私も体罰は紛れもない犯罪だと思う。体罰という言葉で、誤魔化しているだけ。学校という密室だから、黙認されてきただけ。
学校の外の世界で、無抵抗の相手を十数回も殴ったら、当然警察沙汰になるだろう。

いじめも同じ。侮辱され誹謗中傷され暴力を振るわれ心と身体に消えない傷を受けても、全て学校という密室で処理される。

体罰もいじめも、加害者が法的な罰を受けることはほとんどない。いじめなら注意程度で済まされる。体罰教師も、ほとんどは明るみに出ない。大抵は内部で握り潰される。今回のようにニュースになっても、せいぜい数ヶ月の停職や減給だ。加害者たちは依然として教育現場に居座り続ける。
体罰やいじめの加害者が法で裁かれるのは、被害者が自殺した場合だけだ。被害者はその命を絶たなければ、加害者を訴えることすら不可能に近いのだ。

学校という密室には、国家の法は及ばない。そんな治外法権は、もう終わりにしてほしい。

学校が社会のルールを教える場ならば、法を犯せば罪に問われるという当然のルールを適用すべきではないか?